単純データ型クラス編
C++には描画座標、文字列、時間と日付の情報などをカプセル化したクラスがあります。
これを単純データ型クラスといいます。
単純データ型クラスは構造体のようにデータを保持すると共に、それを操作するメンバ関数
や多重定義演算子を用意していますのでC++の構文の中で便利に使用することが出来ます。
BASICのような柔軟な動的文字列処理を実施可能。また、連続演算子や比較演算子が多重化
されているので文字列が非常に扱いやすい。
CStringクラスメンバと参考情報
座標(x,y)のペアを保持します。関数の引数としてよく使用され、かつ、ユーザが自由
に利用することが出来る。
CPointクラスメンバと参考情報
CPointと同様でCSizeは値のペアを保持します。
CPointが明確にx,y座標を志向しているのに対して、CSizeは"それ以外のペア値"を志向している。
ユーザが自分のデータをペア値として管理したい時、このCSizeを使用することが出来る。
CSizeクラスメンバと参考情報
CRectは四角形領域の左上隅と右下隅の座標を保持します。
CRectクラスメンバと参考情報
CTimeは時刻と日付の値を保持します。保持される値はANSItime_tデータ型で、そのデータ型
で、そのデータを処理する関数を持っています。ここで設定される値は協定世界時(UTC。
グリニッジ標準時GMTと同じ)を基準にしています。
CTimeクラスメンバと参考情報
CTimeSpanオブジェクトは相対時間幅、つまり2つのCTimeオブジェクトの差を表します。
このオブジェクトを使うと、ある基準日から1000日後の日付とか、次のオリンピックまであと
何日あるか、など簡単に計算できる。
CTimeSpanクラスメンバと参考情報